この記事の内容
目次
・フォートナイトって?
・フォートナイトがもたらした経済効果
・アップルとの訴訟問題
・フォートナイトをやってみる
・大会情報

フォートナイトって?
【概要】
世界のプレーヤー人口3億5000万人を超える大人気ゲーム。
近年人気を博している「バトルロイヤル」と呼ばれる、100人がステージ内で同時に戦い最後の一人となることを目指して戦うゲームだ。
戦闘中の建築要素や、有名企業とのタイアップなどのエンターテインメント性、SNS要素もあり大きな人気を得た。
2017年に公開。
基本料金は無料。
コスチュームなどを購入するゲーム内課金により収入を得ている。
【開発会社】
Epic Games…ゲームソフトの開発と、開発時に使用するゲームエンジン「Unreal Engine」事業が主軸。
【プレイ環境】
playstation
switch
Xbox
パソコン
スマートフォン
クロスプラットフォームシステムを導入しており、様々な環境から一緒にゲームをプレイできることも大きな魅力となっている。

フォートナイトがもたらした経済効果
【フォートナイトがもたらす世界の変化】
Epic Gamesはフォートナイトだけで、2018年に24億ドルもの収益を得ている。
基本プレイ無料のモバイルゲームが近年ゲーム市場を席捲しているが、そのなかでもフォートナイトの収益は群を抜いている。
※SuperData調べ
また、ソニーが「フォートナイト」のEpic Gamesに2億5,000万ドル(約270億円)の出資を発表。2020年8月には、米津玄師氏がフォートナイト内でライブパフォーマンスを行い話題となった。
新型コロナウイルスの影響でライブを行うことができなくなっているエンターテインメント界において、こうした動きはさらに活発化していくことが予想される。
また、オンライン上のライブということもあり、すでに行われているフォートナイト内での海外アーティストのライブイベントでは、毎回1,000万人以上を動員している。経済界にもたらす影響は極めて大きい。

アップルとの訴訟について
【経緯】
フォートナイトの開発会社であるEpic Gamesは、フォートナイト内で独自の決済システムを導入。利益から30%の手数料を取る「アップストア」に対して、アップルに手数料を取らせない方法をとった。
また、Epic Gamesはアップストアを経由しないとアプリをiPhoneやiPadに配信できない状況は「健全ではない」としている。
対してアップルは、フォートナイトのアップストアでの配信を停止する処置をおこなった。
【アップルの主張】
アップルは、アップストアといったアップルの力をEpic Gamesが利用したことでここまで大きく成長できたと主張。
にもかかわらず「お金を払わずに恩恵を受けたい」というEpic Gamesの主張は認められない。としている。
【今後の行方】
10月に入っても、二社の対立は続いており、ウォールストリートジャーナルによれば、「アップルがアプリ販売市場から同ゲームを削除した措置を維持する判断を示した。」とのこと。
Epic Gamesとアップルの対立は年をまたぐことになりそうだ。

フォートナイトをやってみる
【むずかしいけどおもしろい】
私もゲーム歴25年を超えるゲーマーとして自負があるので、いざ参戦してみた。
操作感覚はPUBGや荒野行動といったバトルロイヤル系ゲームと大差なく、すんなりプレイできた。
アイテムやフィールドビジュアル面でのPOPな印象がこのゲームがバトルロイヤルだということを忘れてしまいそうになる。
トップ10にはなれてもそれ以上にはなかなか慣れないため、悔しさから何度もプレイして修行を続けるプレイヤーも多いだろう。

大会情報
フォートナイトでは様々な大会が頻繁に行われている。これもこのゲームの魅力のひとつだろう。
それぞれに参加資格や報酬が用意されているため、プレイヤーはこうした大会で良い成績を残すために日々腕を磨いているのだ。